スーツと言えばブリティッシュスタイルというくらい、英国のスーツは世界的にも人気があります。
もちろん、日本でもブリティッシュスタイルは人気ですが、英国人と日本人ではそもそもの骨格が異なるので、いくらかっこいいスーツであっても着こなせない場合が多いのでしょう。
そこでオススメしたいのが、日本でも大人気のブランドポールスミスです。
この記事ではポールスミスのスーツが人気の理由やオススメのスーツについてご紹介していきます。
一言で「ポールスミスのスーツ」といっても、さまざまな企業の生地が使用されていたり、それぞれ違った特徴がありますので、ぜひチェックしてみてください。
Paul Smith(ポールスミス)のスーツが人気な理由
1.英国の伝統的なデザインがされている
ポールスミスには財布やバッグ、ファッション小物などさまざまなアイテムがありますが、やはり代表的なアイテムはスーツやネクタイといった大人の男性に向けたビジネスアイテムです。
16世紀に英国で誕生したと言われているスーツですが、ポールスミスのスーツは伝統的なブリティッシュスタイルをベースにして、そこに機能性や派手すぎない遊び心が加えられています。
そのため、日本でも英国紳士が着ている本格的な英国スーツを手に入れることできるのです。
2.日本人の体型に合わせて作られている
ポールスミスは1946年に英国で創業されたアパレルブランドですが、実は日本でも歴史のあるブランドです。
ポールスミスは1984年に南青山に日本初上陸となる直営店をオープンすると、そこからはみなさんもご存知の通り百貨店はもちろん多くのショッピングモールでも定番のブランドとなっています。
これほど日本に馴染みのあるポールスミスですので、もちろん日本人に向けた商品の開発や改良を行っていますが、その中でも欧米人と日本人の大きな違いである“骨格”についての日本人に合わせた縫製には目を引くものがあります。
日本人の骨格は、欧米人に比べて背幅を広く前胸幅を狭くなる傾向にありますので、英国人に合わせたスーツを日本人が着ても上手に着こなすことはできません。
しかし、日本で販売されているポールスミスのスーツに関しては、日本人の骨格に合わせた『前肩縫製』で作られている商品も多いため、日本人の私たちであっても本格的なブリティッシュスタイルのスーツを楽しむことができるのです。
Paul Smith(ポールスミス)のおすすめスーツ
1.シャドーストライプシングル2B スーツ
(出典:Paul Smith)
伸縮性があり型崩れしにいだけでなく、保温性や吸湿性にも優れている上質なウール素材が使用されている2つのボタンがあしらわれたスーツです。
一見無地のようにも見えますが、よく見るとストライプ柄が入っている『シャドーストライプ』を採用しており、裏地には色味のあるトリミングがなされている細部での遊びごころを感じるデザインとなっています。
サイズ展開も幅広くSサイズ〜XLサイズの展開に加え、肩幅やウエストなど部分的にサイズを調整できるMX、LX、XLMの3サイズが展開されていますので、体型にジャストフィットするスーツを選ぶことが可能です。
2.ギャバジンウールシングル2B スーツ
(出典:Paul Smith)
撥水性や耐久性に優れている“ギャバジンウール素材”が、斜めの折り目が特徴的な“綾織り”で作られていますので、光沢感のあるクラシックなデザインのスーツに仕上がっています。
上質な素材を使用したシンプルなデザインですので、あらゆるビジネスシーンにマッチすること間違いなしです。
こちらのスーツも先ほどご紹介したスーツと同様にSサイズ〜XLMサイズまでの展開となっています。
3.ヘリンボーンストライプ シングル2Bスーツ
(出典:Paul Smith)
上質なウールの中でも、普段使いするスーツであればSuper100's〜Super120'sが適していると言われていますが、こちらのスーツでは上質なSuper110'sの素材が使用されています。(Super〇〇'sとはウールの品質を現した世界共通の単位のこと。数値が大きくなるほど上質な品質を表しています。)
上質なSuper110'sのウール素材から演出されるウール本来の光沢感と風合いが魅力的で、その素材の良さが山と谷が連続しているような模様である“ヘリンボーンストライプ柄”の美しさを際立たせているのが特徴です。
また、ナチュラルストレッチ素材が使用されている着心地の良さも兼ね備えた一着となっています。
4.SOHO シングル2Bスーツ
(出典:Paul Smith)
世界最高の原材料を使用しているイタリアの高級衣料品ブランドである『LORO PIANA(ロロ・ピアーナ)の高級素材“FOUR SEASONS”が使用されたリゾットスーツです。
“FOUR SEASONS”の名前にもあるように、一年中快適に着ることのできるように設計されているので、オールシーズン着用可能なモデルとなっています。
5.PAUL SMITH COLLECTIONシングル2B スーツ
(出典:Paul Smith)
イタリアのミラノに本社を置く世界的な高級生地メーカーである『Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)』が製造する“TRAVELLER”という生地が使用されているため、光沢感が美しいだけではなく防シワ加工が施されているスーツです。
裏地にはポールスミスオリジナルの花柄のフォトグラフィックがプリントされているので、さりげないオシャレも演出することができます。
6.【The Essential Edit】 SOHO シングル2Bスーツ
(出典:Paul Smith)
世界各国から高級素材を厳選している尾州(愛知県)の毛繊メーカーである『NIKKE』の高機能ウール素材が使用されたスーツです。
撥水性や防シワ、型崩れ防止などの機能性はもちろん、激しい動きや長時間の着用でも問題ない耐久性を兼ね備えています。
また、ポケットのフタの裏地にはドット柄がアクセントとしてデザインされていることも特徴です。
7.ダイヤパターン テクスチャー シングル2Bスーツ
(出典:Paul Smith)
生地を作る独自の製法が世界中から評価されているイタリアの高級生地メーカーである『CARLO BARBERA(カルロ・バルベラ)』の生地が使用されたスーツです。
肩から胸周りに立体感のある仕上がりで、肩にかかるスーツの重さを軽減されていますので、長時間着続けていても肩に疲れを感じにくいだけでなく美しいシルエットを実現しています。
また、スーツの表面にはダイヤモンドの形をした縫製がなされていますので、細かなデザイン性も魅力的です。
日本人に合わせたブリティッシュスーツを
今回ご紹介したように、ポールスミスのスーツはデザインや機能性はもちろん、生地や縫製方法もさまざまです。
ビジネスマンであれば年間を通しても一番着る機会の多い服装がスーツですので、より自分に合ったものを選ぶことで仕事へのモチベーションも高くなりますし、何よりスーツを着ることへの窮屈感を感じることがなくなるでしょう。
また、生地に使われている素材だけでなく長時間着用する上での機能面も考慮することで、よりあなたにぴったりのスーツが見つかるはずですし、さまざまなスーツを展開しているポールスミスはスーツを探すのに適しています。
ぜひ、機能性にも優れたブリティッシュスタイルのスーツを展開しているポールスミスでお気に入りの一着を選んでみてはいかがでしょうか。