デキる男の休日はニット×チノパンのカジュアルコーデでキメる!

トレンドに左右されにくい冬の定番アイテムとして知られるニット。

 

シンプルで落ち着いたデザインのアイテムが多いからこそ、素材や細部のデザインが大切になります。

 

そこで、この記事ではニットの種類についてや着こなし方、オススメのアイテムについてご紹介していきます。

 

ニットを上手に使用してデキる男のオシャレなコーディネートを完成させましょう!

そもそもニットとは?

ニットとは、1本の糸を編み込むように作られた生地のことを指します。

 

ニットと聞くと、毛糸のような太い糸で編み込まれたもふもふのニットセーターのイメージが強いですが、実は細い糸で作られた肌触りのよい素材であっても編み込まれていればニットというのです。

実はニットには4つの種類がある

ニットは大きく分けて4種類に分けられるのです。

 

それでは、それぞれの素材の特徴についてご紹介していきます。

1.動物由来の素材

動物から作られるニットがもっともよく知られているニット素材です。

 

代表的な素材として、一般的な羊の毛を使用した『ウール』やカイコの繭(まゆ)から作られる『シルク』、羊の毛の中でもアンゴラ山羊の毛を使用した『モヘア』などが挙げられます。

2.植物由来の素材

植物から作られるニットも定番のニットです。

 

代表的な素材として、植物の木綿の種から作られる『コットン(綿)』やフラックスという植物から作られる『リネン』などが挙げられます。

3.人口由来の素材

人口で作られた繊維によって編み込まれたニット素材です。

 

代表的な素材として、化学繊維から作られるシルク素材に近い『レーヨン』や合成繊維から作られるウールに近い『アクリル』などが挙げられます。

4.希少価値の高い素材

いわゆる高級ニットに使用されることが多いニット素材です。

 

代表的な素材として、山羊の中でもカシミヤ山羊の毛を使用した『カシミヤ』や、流通が少なく“幻の素材”とも言われるビクーニャというラクダの一種から取れる毛を使用した最高級素材『ビクーニャ(ヴィゴーニュ)』が挙げられます。

ニット素材を上手く使って季節感を演出

オシャレと言われるファッションにおいて“季節感”は非常に大切です。

 

いくらオシャレなファッションでも、冬にアロハシャツを来ている人を見かけたら「冬にアロハシャツなんて着る人いるんだ」とちょっと変に思いますよね。

 

では、オシャレな人がどのようにニット素材をファッションに取り入れているのかをご紹介していきます。

1.冬のファッションにはニットは欠かせない

『冬=ニット』というイメージのある方も多いのでしょうか?

 

ニットは流行にも左右されにくく、シンプルかつ冬っぽさを演出するには欠かせないアイテムです。

 

特に、編み目の大きなニットや、トレンドとして注目度の高いニットである立体的な縄のように編み込んだ『ケーブルニット』はオシャレな冬のファッションにはピッタリです。

2.オシャレな人はニットを上手に使う

薄手のニットであればピッタリのサイズでも違和感はありませんが、冬に着るような厚手のニットの場合、ピッタリのサイズを選んでしまうとピチピチになりやすいので太って見えてしまう可能性もあります。

 

そこで、重要なのが体型にあったサイズ選びです。

 

海外のモデルの方が厚手のニットを着こなしているのをよくみますが、日本人の体型ではなかなかあのように着こなすのは難しいですよね。

 

そんな時は、数年にわたりトレンドとなっている“オーバーサイズ”のニットを選んでみましょう。

 

いつもよりワンサイズ大きなサイズを選ぶことで、ゆったりとしたシルエットの着こなしができるだけでなく、トレンドを意識した今っぽい着こなしができますよ。

3.ニット×チノパンコーデがオススメ!

ニットに合わせるパンツはジーンズでもいいですが、より簡単にオシャレを演出するのであれば、落ち着いた色合いのチノパンがオススメです。

 

また、ニットと同系色のチノパンを選ぶことでスタイルがよく見える効果もありますので、スタイルに自信のない方はニットとチノパンは同系色を選ぶといいでしょう。

簡単にキマるニットのアウターをご紹介

今回は、オシャレな大人の男性からも大人気のブランド『Paul Smith(ポールスミス)』のオススメのニットをご紹介していきます。

1.ロールネック ニット

(出典:Paul Smith

襟が外側に向けてクルッとしている“ロールネック”を採用しているケーブルニットです。

 

ロールネックによりカッチリとしすぎないだけではなく、トレンドのケーブル編みがなされていますので、一着持っていて損のないアイテムとなっています。

 

カラーバリエーションも豊富でブルー・イエロー・アイボリーの3色展開ですので、差し色にも使える汎用性がありますね。

2.カシミヤファー ニット

(出典:Paul Smith

高級素材『カシミヤ』が使用されたオーバーサイズシルエットのニットです。

 

カシミヤ本来の素材感を出すためにファーという方法で加工されていますので、毛皮のような質感や光沢感が演出されている一枚となっています。

3.イタリアヤーン ニット フーディ

(出典:Paul Smith

イタリアの上質なウール素材が使用されているフード付きのジップアップニットです。

 

表地と裏地を交互に編み込む『畦(あぜ)編み』という手法で編み込まれていますので、立体感のあるボリューミーなシルエットに仕上げられた一枚となっています。

 

一見シンプルなデザインですが、左裾にアクセントとなるロゴや脇下と袖下の部分のみに斜めに編み込む『バイアス編み』がなされていることで、一枚でもシンプルすぎずに存在感のある仕上がりとなっているのです。

4.“Sports Stripe Zebra” ジップアップ ニット

(出典:Paul Smith

胸元にポールスミスの人気アイコンであるカラフルなゼブラがあしらわれているジップアップニットです。

 

シンプルなデザインですので、ジャケットコーデからカジュアルな着こなしにも違和感なく溶け込んでくれる汎用性の高いデザインが特徴となっています。

 

また、薄手素材となっていますので冬だけでなく秋から春まで長く着れますので、コストパフォーマンスの高いニットです。

ニットにも合わせやすいチノパンをご紹介

ご紹介したニットにも合わせやすくどんな服装にも合わせやすいチノパンを、こちらも大人気『Paul Smith』からご紹介していきます。

1.ストレッチチノ トラウザーズ

(出典:Paul Smith

深みのあるカラーが特徴的でカジュアルになり過ぎないシンプルなデザインのチノパンです。

 

コットン生地が使用されており、伸縮性に優れているため履き心地が良いだけでなくしっかりとした生地間に仕上げられています。

2.ガーメントダイコットン トラウザーズ

(出典:Paul Smith

20世紀に活躍した有名な画家や彫刻家のスタジオの風景からインスピレーションを得て作られたPaul Smith COLLECTIONのチノパンです。

 

上質なコットンが使用され、イタリアの生地メーカーSondrio社によって染められました。

 

ポケットの部分にのみ麻の素材が使用されており、メリハリのある一枚になっています。

ニット素材でオシャレに冬のファッションを楽しみましょう

今回ご紹介したように、ニット素材にはさまざまな種類があります。

 

また、ニット素材には保温性に優れている素材が多いので、冬のファッションを楽しむにはピッタリです。

 

ぜひ、ニット素材を上手に使って大人のオシャレを演出してみてはいかがでしょうか。

 

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